起源
発祥は19世紀のイギリス。当時、貴族などに仕えていた職人がパン生地の余りをつかって作ったまかない料理として生まれた後、製法がアメリカに伝わりました。当時アメリカにはカップケーキ型に入れて焼くマフィンがあったため、区別をするためにイギリス生まれのマフィン「イングリッシュマフィン」と呼ばれるようになりました。

イングリッシュマフィンはイギリス生まれのパン。強力粉を使っているのに対し、アメリカンマフィンはアメリカ生まれのカップケーキ型の焼き菓子。薄力粉やベーキングパウダーを使っているのが一般的です。

トーストしているマフィンのフチに、段々と焦げ色がついて円を描いたらそれが『こんがリング』。『こんがリング』は、マフィンを最も美味しく食べられる焼き具合の目安になります。

つぶつぶの正体は「コーングリッツ」という、とうもろこしの粗挽粉。トーストするとカリッと香ばしくなり、風味を引き立ててくれます。

トーストの前に、まず側面の中央部分からフォークを使って水平に2つに割ります。断面が凸凹になり、トーストするとカリッとした食感とバターやジャムがよくしみ込んだしっとりとした味わいが楽しめます。

どんな素材とも相性バッチリ
見た目も味も本格派。いつものパンをイングリッシュマフィンにすればあっという間におしゃれなカフェごはんに早変わり。おすすめレシピを参考にしながらイングリッシュマフィンをお召し上がりください。