デザインとは一口に言っても家具や衣服、広告に建築などの様々な分野を内包しており、その中でも視覚デザイン学科は目で見ることに重きをおくデザインを学ぶ学科である。NIDではその中でも主に6つの分野に対応している。授業内では広告・web・映像・エディトリアルデザイン・ブランディングなど様々なデザインへ挑戦する機会が用意されており、それぞれの専門家が生徒をサポートしてくれる。
「地域に根ざした教育」「複合的な学習」「基礎力を鍛える」この3つを中心にした教育方針がNIDの特色だろう。地域や企業との連携力を重視しており、多様なプロジェクトを通して学生たちはデザインを実践的に学ぶことで実社会で活躍するための経験が得られる。NIDでは他の学科の知識を学ぶ機会を設けており、学生はプロダクトや美術・工芸、建築の分野に触れることで広い視野でデザインをすることができる。一年生は描写・造形・デザインを複合的に基礎から学ぶ。他の分野の視点も取り込みつつ、基礎力をしっかり固めることができる。